明日を作る
それぞれのチャレンジ
「やりたい」「やってみよう」「こんなものがつくりたい!」
そんな想いを持ったさまざまなモノ・コト・ヒトをチカビの視点でご紹介します。
撮影:森嶋夕貴
千葉ウシノヒロバ
チカビの子会社である株式会社千葉牧場が運営する、千葉県千葉市にある施設。
公募による選定を経て、千葉市と「千葉市乳牛育成牧場跡地整備事業」の協定を締結し、預託酪農の施設を観光拠点としての役割も備えた新たな施設としてリニューアルすることが決まりました。
10ヘクタールの広大な土地に広がる牧草地や牛舎を生かし、環境にも配慮し、持続可能なビジネスとしても成立させる。チカビスタッフは一丸となって、一筋縄ではいかないこの課題に、じっくり向き合っていきます。
(撮影:足袋井写真事務所・足袋井竜也)
千葉牧場
日本における酪農発祥の地、千葉県。その内陸部にある「千葉市乳牛育成牧場」を引き受け、民間による運営を手掛けるべく、株式会社秋葉牧場(「成田ゆめ牧場」運営)と株式会社chicabiが合同で新会社を設立しました。
新たに誕生した株式会社千葉牧場で展開するのは、新しい形の観光牧場。担い手不足に苦しむ酪農業界を支えるチャレンジとして、観光と農業の両立を目指し、2020年秋に開業します。
うつわ屋まほろ
“素晴らしいところ”“心地のよいところ”という意味の言葉から名付けられた、小さなお店。横浜の閑静な住宅街にそっと佇む「うつわ屋まほろ」の店主・清野陽平さんは、もともとフリーランスのグラフィックデザイナーでした。
「モニター上で組み上げていくようなデザインをしてきたから、質感や形状がランダムで、コントロールできない物に心惹かれたんです」と彼が扱うのは、全国各地の作家が手掛ける陶磁器作品。販売するだけでなく、つかう楽しみを共有する体験イベントも開催しています。
有名な作家から若手まで、幅広い作品を紹介したいという店主。その試みには、「世の中で有名じゃない人も、地元の販売だけでは生活が成り立たない人も、活動できるように売っていきたい」という目利きとしての挑戦が潜んでいます。
KIAN
色彩豊かなアートが織り込まれたブランケット、一度見たら忘れられない形の花瓶。この魅力的なプロダクトをディストリビュートするのは、東京を拠点に活動する「KIAN」です。
日常のアクセントになるような個性の強い作品から、毎日の生活で使うことの出来る作品まで。KIANでは、“作品と一緒に暮らす”新しいライフスタイルの提案に挑戦しています。
KIANのキュレーター・石川佳世子さんは、ときにチカビキッチンのシェフとしても、美味しいごはんを通して、暮らしの楽しみかたを教えてくれます。
千葉のティーンエイジャーが夢を綴ったノート
千葉県九十九里町。人口減少が進む海沿いの町に、
音楽フェスの地元開催を夢見る、ひとりの少年(当時15歳)がいます。
これは彼が音楽フェスにかける想いと計画、
夢を詰め込んだノートです。チカビが2017年に実施した、 公共施設再活用プロジェクトをきっかけに、代表の川上鉄太郎が出会ったのが彼でした。
びっしりと書き込まれていたのは、音楽フェスの具体的な内容、呼びたいアーティスト、地元で開催するメリットや収益の使いみち、そして実現のためのステップなど。
少年の熱意に感銘を受けた川上は、そう遠くない未来で、音楽フェスの実現をサポートする約束をしています。
MY'Sのギフトブーケ
アトリエ花屋「MY’S」がオーダーメイドで手がけたブーケ。お祝いに、お礼に、記念に。わたしたちの日常で花が登場するのは、いつだって特別な瞬間です。
都会的で大胆なフラワーアレンジメントを得意とするMY’Sには、日々さまざまなギフトフラワーの依頼が寄せられます。
そして個人に限らず、イベント、ブライダル、ミュージックビデオ、ショーウィンドウ、アパレルとのコラボレーションなど、空間装飾から広告クリエイティブまで幅広い場面で花の可能性を拡げることにもチャレンジ。
チカビとMY’Sは、2015年からオフィスシェアメイトであり、数々のプロジェクトを共にしてきました。
COLCAの水着
チカビメンバーでもある楠瀬薫子のアパレルブランド「COLCA」。
楠瀬は企業や自治体のプロジェクトをプランナーとして請け負うかたわら、「自分自身がものをつくる、発信する」ことにチャレンジしようと2019年にブランドを立ち上げました。商品開発からブランディング、販売まで、ブランド運営を彼女ひとりで手がけています。
コンセプトは「シティガールの週末リフレッシュを応援する」。ひとりの働く女性が、等身大の視点と、独自の発想力で生み出すプレイウェアの展開に今後も期待!